punk1978

punk1978
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筒井康隆、宮本輝、遠藤周作、坂口安吾、中村文則、阿部和重、島田荘司、ゴーゴリ、スティーブン・キング、イアン・マキューアン等が好きです。

punk1978さんのQlip

  • そういえば、下巻も読んだ。
    最後の最後まで重苦しい雰囲気。
    ちょこっとしか観ていなかった映画の方も併せて観てみたが、こちらはもっと各登場人物について深く掘り下げてほしかったという印象。
    映画なので仕方がないかもしれないが、これでは表層的な事象だけを描写しているのに近く、登場人物の来し方については伝わらないはずだ。
    特に祐一と母親との関係性と、佳乃と父親との関係性については、もっと描いてあげるべきだったのでは?
    特に前者の場合は、描かれていないと殺す動機が薄っぺらなものと解釈されてしまうし、そこが薄っぺらなものになってしまった場合、彼と逃避行に走る光代の行動原理も、非常に安っぽく映ってしまうのだから。
    書評からはずれてしまったが、原作については一読する価値はあるかと思う。
    平易な文章で読みやすいのに、テーマはどんよりと思いという不思議な小説だ。

  • もうね、天才というしかない。
    この人は本当に素晴らしい才能に恵まれた作家だ。
    子供のころの情景、精神世界。
    誰もが経験するような子供時代の数々を、とんでもなく天才的な描写で描き出している。
    その中でも、赤ちゃんになったピーターの描写と、最終章の大人から子供に戻ったピーターの描写は、正しく天賦の才がなせる業。
    何だか懐かしいような、泣きたくなるような風景の数々に感服した。

    • mio
      12日前
      mio 
      私も最近、イアン・マキューアンにはまりつつあります!描写力とストーリーテリング素晴らしいですね!しかもこちら文庫であるんですねー。チェックしてみます!
    • punk1978
      12日前
      punk1978 
      >mioさん
      コメントありがとうございます!
      初めて読んだマキューアンの小説は「贖罪」でしたが、ああいう純文学系とはまったく毛色の違う本作のような物語を生み出す才能には脱帽です。
      この本のせい(おかげ?)で、アマゾンで彼の作品を3冊ぐらい衝動買いしました(笑)
      是非チェックしてみてくださいね!
  • まだ上巻しか読んでいない。
    映画はちょこっとしか観ていないが、何とも憂鬱な内容。
    登場人物は皆浅はかで、しかし孤独を抱えている。
    特別な孤独ではなく、誰もが感じる類の孤独だと思う。
    登場人物と読む者との孤独や矮小さが多少なりともシンクロするから、重苦しい気分になってくるのだろう。
    文章自体は文学的ではなく平易なため、読みやすさはある。
    下巻に期待。

  • 不条理かつ回りくどく、描写がわかりにくい。
    特に描写は、感情が欠落しており、淡々と現象だけを表現しているため、文学的ではない。
    でも面白く読めてしまう不思議。
    慣れてくると、このクセのある文章が楽しくなってくる。
    皮肉と冷笑に満ちたストーリーは、一読の価値ありです。

  • 青春小説。
    ちょうど青春しているころに読んだので、主人公の心の揺れや恋心が、自分のもののような現実味を持っていた。
    そんな感情を抱かせるのも、宮本輝の筆致の美しさの賜物だと思う。

    • yukino-hotaru
      4ヶ月前
      yukino-hotaru hotaru
      宮本輝さん、まだ読んだことないんです。(年配の方のファンが多い印象を勝手に持ってました。すいません・・・)
      筆致の美しさ・・・気になるので、なにか一冊手にとってみます。
    • punk1978
      4ヶ月前
      punk1978 
      コメントありがとうございます!
      そうですね~ 特に近年の作品は彼の来し方を綴った自伝的なものが多いです。
      こういう青春小説っぽいものは初期によく書いていたのだと思いますよ。
      個人的な見解ですが、宮本輝は、たとえ見たことがない風景でも、頭に映像で入ってくるような描写をしてくれる作家だと思っています。
      「青が散る」以外でしたら、ドラマ化された「優駿」「彗星物語」「夢見通りの人々」なんかが特にオススメです!
  • 身勝手な主人公の小説家を嘲笑するのは簡単だが、人間の心の水面下にうごめく感情など、所詮はこんなものだろう。
    表紙のデザインも秀逸。

    • Yoichi
      4ヶ月前
      Yoichi 白形 洋一
      表紙のデザインいいですねー
    • punk1978
      4ヶ月前
      punk1978 
      >Yoichiさん
      コメントありがとうございます。
      そうですよね!
      中身も良いので、ご興味ありましたら是非ご一読を!
  • 筒井先生には珍しい、推理モノ。
    このトリックには完全に騙された。
    恥ずかしながら、ロートレックが画家の名前だということを、このとき初めて知った。

  • 「七瀬ふたたび」とは対照的に、3部作の中でもかなり強烈に印象が残っている作品。
    小学生のときに読んだが、迫ってくる追っ手の迫力、恒夫(だったか?)の最期はもちろん、仲間が凶弾に倒れていく描写がすごいインパクトだった。
    子供でさえ容赦なく殺す存在がいるということを、このとき初めて知り、真の孤独ということについて初めて考えたかもしれない。

  • 3部作の中で、一番印象が薄い作品。
    このとき七瀬は、学校で働いたりしてたんだっけか。

  • 卒論のテーマに選んだ作品。
    当時の持論は、エスパーを描きながらマイノリティへの迫害を綴っている作品とも読める、といった内容だった。
    ところが担当教授はおれの論文を見て、「これ、面白そうな作品ですね」と言うではないか。
    学生の卒論のテーマになってる原作読めよ!