芥川龍之介雑記帖 (河出文庫)
芥川龍之介雑記帖 (河出文庫)
- 河出書房新社
- 1
- 4309401554
- 山猫亭(仮)
- 内田百閒が陸軍士官学校の独逸語教授だった時のお話。ドイツ語の発音chから郷里で流行ったコレラの犠牲者の話になり、即席棺桶の底が抜けて中身が尻餅をついた拍子に生き返って歩いた… 『と云ふ話が丁度佳境に入つたところへ、入口のドアがすうと開いて、ドアに吸ひついた様な恰好に身を隠した主任教官が視察に這入つて来た。私は虎列剌の一件を文法の話に戻すつぎ穂に困り、「それであるから」と云つても、後が続かなかつた。』 小学校の理科の時間、何から話がそれてフランス革命の話になったか覚えて居ないのだが、とにかく先生がいきなりギターを引っ張り出し、クラスみんなで『マルセイユの歌』を彼の伴奏で歌っていたら、校内散歩中の校長先生がいきなり教室に入って来たので驚いた…と言うのを懐かしく思い出した行りでした。
89ページ 約1年前


