学校の歴史の授業では、縄文時代や弥生時代はさらっと流されるが、この本では、縄文時代と弥生時代を中心に興味深いエピソードを交えて考古学を語っており、新しい発見がたくさんあった。
また、「米について何がわかったか」の章では、初版が1993年にもかかわらず、現在TPPで話題になっている「米の市場自由化」についての示唆に富んだ話もある。
歴史学において、考古学は軽視されがちだが、考古学無くして歴史学はあり得ないということがよくわかり、また、考古学を深く学ぶことは、現代が抱える問題の解決のヒントを見つけることにも繋がると言うことをこの本で感じた。
